子育て中のパパ、ママ、本当にお疲れ様です。
子供ってホント言うこと聞かないし、手が掛かるし大変ですよね。
「うちの子はわがままで困る」「すぐダダをこねる」「泣き虫」「甘えん坊」
とかで悩んではいませんか?
「このままで将来大丈夫だろうか?」「もっと厳しくしつけた方がいいんだろうか?」とか、心配になりますよね。
でも、実はこれらの「タダをこねる」「泣く」「甘える」という行動は、とてもいいことなんです。
今回はこのことについて書いていきます。
- ダダをこねる、泣く、甘えるは子供の成長に必要不可欠。
- タダをこねる、泣く、甘えるがうまくできないと。
- タダをこねる、泣く、甘えるがうまくできない子への対応。
- 「親が甘いから子供がわがままになる」は間違い。
- まとめ
ダダをこねる、泣く、甘えるは子供の成長に必要不可欠。
子供にとって「ダダをこねる」「泣く」「甘える」などの行動は、ストレス発散や安心感を得る効果があります。
そして、ストレス発散や安心感を得ることで「やってみよう」という自立への意欲や、お友達と遊ぶ勇気などが出てきます。
研究においても、これらの行動が子供の成長においてとても重要な役割を果たしているという結果が出ています。
ですから、そのような行動・感情表現できている子は、ストレス発散や安心感を得るメカニズムがうまく働いている証拠なんです。
親にとっては手が掛かって大変かもしれませんが、長い目で見たらしっかりと順調に成長できてると言えます。
タダをこねる、泣く、甘えるがうまくできないと。
ところが、「タダをこねる」「泣く」「甘える」などの感情表現がうまくできない子、いわゆる手の掛からない子は、
ストレス解消のメカニズムがうまくいかず、ストレスをため込んでしまう場合があります。
そして、自分がいい子であるうちは受け入れてもらえるが、悪い子になったとたん見放されるんじゃないだろうか、という不安も持っています。
そのような事をため込んでいくと、発達の途中でつまづいてしまったりします。
親にとっては手の掛かならないいい子かもしれませんが、長い目で見るとなかなか自立できなかったり、お友達とうまく接することができなかったりしてしまいます。
タダをこねる、泣く、甘えるがうまくできない子への対応。
もし自分の子が、あまりタダをこねない、泣かない、甘えてこないなと思ったら、どこかで我慢してるんじゃないかと気にかけてあげた方がいいと思います。
少し意識的に甘えさせてあげたり、
「いつもいい子だけど何か我慢してない?」
「我慢しなくていいんだよ」
など声をかけてあげると気持ちが楽になり、少しずつ感情を表現できるようになってくると思います。
そうなれば何も心配いりません。
「親が甘いから子供がわがままになる」は間違い。
よく、「親が甘いから、子供がわがままになるんだ」とか「もっと厳しくしつけろ」と言う人がいますが、これは間違ってます。
子供というのは本来、わがままで、失敗ばかりして、言うことを聞かないものです。
それが正常なんです。
もし感情表現を禁止して抑えつけてしまうと、
一時的には大人しく手がかからなくなるかもしれませんが、
発達の途中でつまづいてしまったり、思春期になりそれが爆発し大変なことになることがあります。
少なくとも小学校低学年位まではそのような「タダをこねる」「泣く」「甘える」という行動は必要と言えます。
子供の頃に「タダをこねる」「泣く」「甘える」などの感情表現がしっかりでき、それを親に受け止めてもらった子供は、次第に感情表現が上手になってきて、しっかり自立できるようになります。
まとめ
子供にとって「タダをこねる」「泣く」「甘える」などの行動は、ストレス発散や安心感を得る効果があり、
成長においてとても重要な役割を果たしています。
これらの行動がしっかりできている子は、親にとっては手の掛かる子かもしれませんが、しっかり心が成長できているといえます。
逆にこれらの行動がうまくできていない子、親が抑えつけてしまった場合、
ストレス発散のメカニズムがうまく働かず、なかなか自立できなかったり、
思春期になり問題が表面化してきたりしてしまいます。
子供の頃にしっかり感情表現でき、親に受け入れてもらえた子は、しっかり成長できるんです。