先日も虐待のニュースを目にしました。
4歳女児が暴行を受け、その後お風呂場で溺れて亡くなられたそうです。
暴行とお風呂場で溺れたことは、まだ因果関係ははっきりしないそうですがおそらく関係ありでしょう。
4歳女児ですよ。まだ悪気なんて一切ない純粋で可愛らしい時期です。
なぜ虐待は起こるのでしょうか?
私の意見を書いていきたいと思います。
虐待が起こる大きな原因の一つとして、言うことを聞かせようとするからではないでしょうか。
子供って言うことを聞かないですよね。
朝起きて「着替えて」って言っても着替えない。
ご飯も好きなものばっかり食べて野菜を食べない。
歯磨きもなかなかしない。
前日に約束したことを当日になると守れない。
そんなのばっかりです。
確かにイライラしますよね。
最初はつい手が出てしまったことがだんだん日常化して、いつの間にか虐待になってしまう。
本来かわいく思えていた子が、だんだん憎たらしく思えてきてしまう。
そういうことなんじゃないでしょうか。
だから、どんな人でも虐待をしてしまう可能性はあるんです。
例え本来優しい人でも。
じゃあどうすれば虐待しないで済むか?
それは、子供というのは言うことを聞かないのが当たり前だということを認識することです。
子供というのは言うことを聞かないのが正常なんです。
自己主張ができていて順調に育ってる証拠、何も心配する必要はありません。
そういう過程を経て素直な大人になっていきます。
ましてまだ小学校に上がる前の幼児は、親の言った通りになかなか行動できないし、約束を守ることは難しいです。
それを無理やり言うことを聞かせようとするから虐待になってしまうんです。
では言うことを聞かない場合どうすればいいのか。
ほっとけばいいんです。
着替えないんならほっとけばいい。
ご飯食べないならほっとけばいい。
もし時間が迫っているのならこちらで手伝っちゃえばいいんです。
ご飯だって1食2食食べなくても死にません。
それにお腹が空いたら勝手に食べます。
野菜食べないなら細かく刻んで好きなものに入れるとか、こちらがうまく工夫してあげることが大切です。
子供に無理やり食べさせようとするのはよくありません。
ただこれらはあくまで子供にやるように言ってやらなかったらの話で、先回りしてなんでもやってあげてしまうのはよくありません。甘やかしになってしまいます。
3回位言ってもやらなかったら手伝ってあげればいいと思います。
この、「子供というのは言うことを聞かないのが当たり前」という考え方が世の中にもっと浸透すれば、虐待はかなり減るんじゃないでしょうか。