先日、小2の娘が初めて「学校に行きたくない」と言い出しました。
小2の5月です。
小1の時はわりと楽しそうに学校行っていたのに、どうしたのでしょうか?
子供が「学校に行きたくない」と言った場合、
親としては「行かせた方がいいんだろうか?休ませた方がいいんだろうか?」と悩みどころですよね。
私も悩みました。
でも、結論から言うと行かせました。
なぜなら、学校の友達関係で悩んでいたわけではなく、
ただ単にパパに甘えていただけだから。
今回はその話を書いていきたいと思います。
子供がパパに甘えて「学校へ行きたくない」と言った話。
先日、こんなことがありました。
小2の娘が朝「学校に行きたくない」と言い出します。
とても眠そうなので、眠いからだろうと思ったのですが、そのあともずっと「行きたくない」と。
着替えもしない、ご飯も食べない。
どうしたんだろう?
こんなことは初めてです。
普段お友達とよく遊んだり、楽しくやってる様子だったのですが。
妻が「どうしたの?」「学校で何かあったの?」「友達に嫌なことされた?」と聞くと、
「(遊びに)入れてと言ったのに入れてくれなかった」と、涙がポロリ。
どうやら学校ではなく学童保育のとき。
「誰に言われたの?○○ちゃん?○○くん?」と詳しく聞くと、
同じ学年でもない、知らない男の子だそう。
ブロック遊びに入れてくれなかったと。
おいおい、知らない男の子かよ。
妻も「じゃあしょうがないよ。知らない子が遊ぼと行ってきたって嫌でしょ」と。
それでも「行きたくない。パパと一緒にいる。」と言います。
パパ(私)は今日遅番なので、
「パパはこれから仕事だし今日は頑張って行こう」というと、カレンダーのパパの平日休みの日を見て「じゃあ○日と○日は休む!」と。
その後も泣いていやがったりしましたがなんとか準備させ、マンションの下まで一緒に降ります。
下に降りると待ち合わせしていたのか、お友達が待っていてくれました。
10分以上過ぎてるのに。なんていい子なんだ…。
そこでもグズグズして嫌がりましたが、なんとか学校に行かせました。
はぁ~疲れた。今後しょっちゅうこれがあったらしんどいぞ。
しかし嫌がる子供を無理やり行かせるのは心が痛みます。
私は基本的に学校は無理に行くものではないと思っているのですが、さすがに今日いきなり休ませるわけにはいきません。
それに、いざその場面になってみると、実際に休ませるのは勇気がいります。
今後こういう事があったらどうしたらいいんでしょうか?
休ませた方がいいのでしょうか?
それとも無理にでも行かせた方がいいのでしょうか?
考えてみました。
今朝のことを振り返ってみます。
- 「遊びに入れてくれなかった」と言っていたが、相手は知らない男の子。
- カレンダーのパパの休みの日を見て「この日は休む」と。
- 今まではお友達と楽しく行っていた。
- 下でお友達が待っていてくれた。お友達とはうまくいってる様子。
う~ん、どうも様子がおかしい。
これは友達関係で悩んでるんじゃなくて、パパに甘えてるな。
学校になじめなかったり友達関係で悩んでいるなら休ませるのも効果的ですが、
ただ単にパパに甘えて「学校へ行きたくない」と言っているなら、休ませても意味がない。
学校へ行かせて正解だったかも。
少し距離を取る時期なのかも。
今回のように、子供がパパ・ママに甘えて「学校に行きたくない」と言い出した場合、
ある程度突き放して行かせることも必要なんじゃないでしょうか。
ライオンが我が子を谷へ突き落とすじゃないですけど、ある程度厳しさが必要な時もあります。
もちろんそれが正解とは限りませんが、今回はそう感じました。
これまでたっぷり愛情を注いできたと思うので、貯金はたくさんあります。
少しくらい距離を取ったところで心配はいりません。
ただいきなり突き放すと「どうしたんだろう?」「私のこと嫌いになっちゃったのかな?」と不安になるので、少しずつ距離をとりましょう。
決して今までの育て方が悪かったわけではありません。
幼少期にたっぷり甘えさせスキンシップをとってきたことは、子供の成長にとてもいい影響を与えたはずです。
ただ小学生になり、精神的に自立させる時期にきてるのではないでしょうか。
本当に学校の人間関係で悩んでるんだったら、休むことも必要。
今回は違いましたが、
もし本当に学校の友達関係で悩んでたりなじめなくて「学校に行きたくない」と言ってるんだったら、休ませることも必要です。
無理に行かせると状況がどんどん悪くなる場合があるし、子供を精神的に追い込んでしまいます。
その辺の見極めは慎重に行いましょう。
まずは子供の「行きたくない」という気持ちに寄り添って、話を聞いてあげましょう。
その後。
その後の話ですが、同じように「行きたくない」とグズる日が2回ありました。
そのときも私が遅番や休みの日。
その時は私が学校まで一緒に行って校門でさよならしました。
さよならするときも泣いてグズり、お友達や先生に促されてなんとか学校に入る始末。
でも帰ってくるとケロリとしてます。
学校では楽しく過ごしてる様子。
やはり「学校に行きたくない」と言ったのは学校が嫌なのではなく、
ただ単にパパ(私)と一緒にいたかっただけなのでしょう。
それからは「グズっても無駄」という事がわかったのか、グズることはなくなり、
2ヶ月経った今では普通に学校に行ってます。
今考えても、あの時厳しい態度で行かせて良かったと思ってます。
もしあの時休ませていたら「休んでいいんだ。」と思い、クセになっていたかもしれません。
まとめ。
子供が「学校に行きたくない」と言い出した場合、
友達関係や学校になじめなくて言ってるのではなく、ただ単にパパやママに甘えたくて言ってるのでしたら、多少突き放してでも行かせることも必要なのではないでしょうか。
ただ、もし本当に学校関係で悩んでいるんだったら休ませることも大事です。
この辺の見極めは慎重に行いましょう。