子供ってホント言うこと聞かないですよね。
親を舐めてるのかと思うくらい言うこと聞かないですよね(言葉は悪いですが)。
例えば学校(保育園)の朝の準備とか、帰って来てからの片付けとか。
何度「やってね。」「やりなさい!」と言っても聞かない時があります。
では子供が言うことを聞かない場合どうすればいいのでしょうか?
子供が言うことを聞かない!どうすればいいの?
結論は、「可能な限りほっとこう」です。
「可能な限り」としたのは、ほっておくと支障が出る場合や時間がない場合もありますよね。その時は別ですが、
可能であればほっときましょう。
なぜほっとくのか?
子供というのは、やる時とやらない時の波があります。
言うことを聞かないのは、たまたまその時に甘えたかっただけ。
やる時はやるんです。
だから、やらない時にガミガミ言うのではなくやった時に褒めてあげましょう。
その方がいい習慣が身に付きます。
また、一番大事なのは親が見本となることです。
子供は最終的には親の真似をするようになります。
親がきちんと片付けや整理整頓をしていれば子供もいずれやるようになるので、そこまで心配しなくて大丈夫です。
言うことを聞かないからと言って「このままではいけない」とか「親をなめてるんだろうか?」と思う必要はありません。
そもそも子供というのはわがままで言うことを聞かないもの。
それが正常です。
言うことを聞かないのは自己主張の表れ。順調に育ってる証拠です。
(発達につまずいた子は自己主張ができません。)
そのように自己主張を繰り返していくうちに、だんだん感情のコントロールが出来るようになっていきます。
無理やり言うことを聞かせようとすると…。
無理やり言うことを聞かせようとするとどうなるでしょうか?
恐らく、力任せに引っ張ったり、家の外に出したり、ベランダに出したり、最悪暴力に走ってしまったりするでしょう。
しかしこれらは虐待に当たります。
無理やり言うことを聞かせようとすると、虐待につながってしまうんです。
時間がない場合は?
そうは言っても、時間がない場合は言うことを聞いてくれないと困りますよね。
そういう時はどうするかというと、
例えば準備や片付けをしないなら、
まず「一緒にやろう」と促します。
それでもダメな場合は親がやってしまってOKです。
「甘やかしになるのでは?」と思うかもしれませんが、必ずしも甘やかしではありません。
甘やかしとは「なんでも親が先回りしてやってしまうこと」です。
自分でできる(やりたい)ことを親都合でやってしまい、自立の機会をうばってしまうこと。
しかしこの場合、最初に子供に対し「やってね」とか「一緒にやろう」と言ってますよね。
にも関わらず子供がやらないので親やってあげても甘やかしにはなりません。
子供は情緒的に甘えているのです。
赤ちゃんがえりや「抱っこ抱っこ」と一緒です。
子供の情緒的な甘えには応えてあげる必要があります。
このような子供の情緒的な甘えに応えてあげることは、小学校低学年くらいまでは必要だと育児本にも書いてありました。
体験談。
体験談を書いていきます。
先日こんなことがありました。
小1の娘が学校から帰ってきたら、給食袋の片付けもしないし宿題の間違ってた所もやろうとしません。
何度「やって」と言っても「やだ!パパがやるの!」と。
「何で?自分のことだから自分でやるんでしょ?」「他の子は自分でやってるよ」
と言っても頑としてダメです。
妻が「ほっとけばいいよ、明日そのまま持って行かせるから。(パパは)やらないでね」と。
私(パパ)は別室に逃げ込んだのですが、子供が追いかけてきてギャーギャーわめきます。
そして妻がキレました(笑)。
このままではラチが開かないと思い、「しょーがないなぁ」とやってあげました。
妻からは「甘やかしすぎだよ」と言われましたが、まぁその気持ちもわかります。
ただ必ずしも甘やかしとは限りません。
だって、やる時はやるんですよ。何も言わなくてもやる時もあります。
今回はたまたまパパに甘えたかっただけ。
その後ママがいない時に、
「ちょっと甘えたかっただけだよね。いいよ、パパは怒らないから」
「ただ、ママの前ではもうちょっといい子にしようね(笑)」
とアドバイスしておきました。
このように、夫婦はどっちかが厳しくどっちかが甘い、このバランスも大事なのでしょう。
子供が言うことを聞かない場合の対処法まとめ。
子供が言うことを聞かない場合は、可能な限りほっときましょう。
無理やり言うこと聞かせようとするとエスカレートして虐待につながってしまいます。
やった時に褒めれば大丈夫です。
ほっとくと支障が出る場合や時間がない場合は、まず「一緒にやろう」と促し、
それでもやらないなら親がやってしまってOKです。