人に嫌われたっていいじゃん。
嫌われないように相手の期待通りに行動してたら、相手の人生を生きることになる。
自分の人生を生きることが出来ない。
だから、多少人に嫌われたっていいから自分の人生を生きよう。
こんな書き出しをしてみましたが、これはある本に書いてあったことです。
(このままの文章で書かれていた訳ではありません。)
それがこの本↓
「嫌われる勇気」です。
これ、結構有名な本です。
気になっていたので読んでみました。
ビジネス書として紹介されていたりしますが、自己啓発本です。
(ビジネスにも通ずる所があるかもしれません)
結構いいことが書いてあったので、この事について書いていきたいと思います。
人に嫌われたっていい。
この本は、悩める青年と哲学者との対話形式で書かれていているのですが、
そこで哲学者が言っていたことが、
「われわれは他者の期待を満たす為に生きているのではない。」
「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる。」
ということです。
確かにな、と思いました。
人に嫌われまいと、人の期待するような行動や発言ばかりしていると、
人の人生を生きることになってしまいます。
自分の人生を生きてない。
それだと、本当に自分のやりたいことが出来なくなってしまうんですよね。
だから、人に嫌われたっていいんです。
自分の心に正直に、自分のやりたいことをやりましょう。
そうしないと損です。
自分の人生に置き換えてみると。
自分の人生に置き換えてみても、そうではないでしょうか?
例えば社会人の方なら飲み会とか、本当は行きたくないのに変な目で見られたくないから行くとか、
なんとなく付き合いで続けいることが、実は本当は楽しくない、とか。
断ると「なんで?」とか言われて「う~ん…」となってしまうんですよね。
でも、そこは嫌われる勇気を持ってきっぱり断るべきです。
もし、やりたい事が特になくて何となく周りに流されてしまっているという方は、
本当は自分は何をやりたいのか一度じっくり考えてみるのもいいでしょう。
いつの間にか忘れてしまった、本当に自分のやりたいことが見つかるかもしれません。
子育てにも言える。
これは子育てにも言えます。
子供は学校に行くようになると、つい友達に嫌われまいと友達の期待するような行動ばかりしてしまいがちです。
なので親は、
必ずしもその必要はないし、自分のやりたいことをやっていいんだよ、
と教えてあげる必要があります。
もし友達に気を使って、好きでもない「何か」を続けているのようであれば、
「やめてもいいんだよ」と言ってあげた方がいいです。
きっとそれだけで子供の心は軽くなるでしょう。