育児脳という言葉、最近よく耳にしますよね。
育児脳とは、簡単に言うと頭の中が育児モードになるということです。
我が子をいとおしいと思うことで、どんどん親としての脳になり、お世話をしたいと思えるようなるというものです。
これは幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」というホルモンの働きらしいです。
科学的にも証明されているんですね。
さて、女性は妊娠・出産を経験し、自然と育児脳になるのですが、
男性はというと、自分が産むわけではないので父親になった実感があまりなく、なかなか育児脳になりにくいと言われています。
夫が育児脳にならないとなかなか育児に協力してくれず、妻としては大変ですよね。
では、どうすれば夫を育児脳にすることが出来るのでしょうか。
夫側の立場にある私が、私の経験を踏まえ意見を書いていきたいと思います。
夫を育児脳にする方法。
私が考える、夫を育児脳にする方法は次の2つです。
- 妊娠中から赤ちゃんと接する機会を増やしてあげる。
- 最初は育児のおいしいところを持っていかせる。
大きく分けると「出産前」と「出産後」ですね。
解説していきます。
妊娠中から赤ちゃんと接する機会を増やしてあげる。
これが一番大事だと思います。
夫を育児脳にするには、産まれる前から勝負が始まっています。
私の経験談。
私の経験談を話します。
私は元々子供がすごく欲しかったのもあり、上の子がまだママのお腹の中にいるときによくお腹に話しかけてました。
「パパだよー」「待ってるよー」って感じで。
ただ、実際目に見える訳ではないので「本当にこのお腹の中にいる赤ちゃんが出てくるんだろうか?」と、信じられないというか実感が湧きませんでした。(頭では分かっているんですが。)
そんな中数ヵ月を過ごし、やっと、やっと出会える日(出産)です。
産まれた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
「この子がお腹の中にいたのかー!」「やっと会えたねー!」って感じで。
もう自分の子という実感湧きまくりです。
と、これが一人目の話です。
二人目はというと、実は二人目の時はあまりお腹に話しかけられなかったんですね。
なぜかと言うと、妻が育児で少しピリピリしていてお腹に話しかけづらかったからです(笑)
(といっても時々は話しかけてましたよ)
だから、産まれた時もあまり実感が湧きませんでした。
いや、嬉しかったですよ。めちゃくちゃ嬉しかったんですが、一人目程の感動はなかったというか、実感は湧かなかったですね。
だから、夫を育児脳にするには妊娠中から赤ちゃんと接する機会を増やしてあげる事が大事だと思います。
お腹の赤ちゃんと接する機会を増やすには?
その為にはどうすればいいのかというと、お腹に話しかけやすい状況を作ってあげることです。
例えば少しスキを作ってあげたり、「動いてるよ。触ってみる?」と促してみたり。
夫的には何かきっかけがないとお腹に話しかけづらいものです。
最初は育児のおいしいところを持っていかせる。
もう産まれちゃってるよ、っという方。
安心して下さい。
産まれてからでも夫を育児脳にする方法を考えました。
先程も言いましたが、我が子を可愛いと思うようになれば自然と育児するようになります。
その為には、最初は育児のおいしい所だけ持っていかせるんです。
抱っこさせたり、ミルク飲ませたり。
オキシトシンは肌の触れあいはもちろんのこと、目があっただけでも分泌されるらしいです。
そうして赤ちゃんのぬくもりやつぶらな瞳で、徐々に徐々に夫の心を奪わせるんです(笑)。
この方法を、1ヶ月とは言いません。
とりあえず1、2週間やってみて下さい。
少しずつ変化が出てくるんじゃないでしょうか
育児に対して「これは違う」「ここはこうした方がいい」等と、俺の方がうまいんだ的に口を出してきたらチャンスです。
この時どういう心理かというと「俺の方がこの子の事分かっている」「この子には俺が必要だ」となっています。
妻的にはイラっとするでしょうがそこは我慢して、持ち上げろとまでは言いません、「はいはい、じゃあお願い」位の感じで対応してみて下さい。
オキシトシンは浮気予防にもなる。
オキシトシンは浮気予防にもなるそうです。
ドイツの実験で、オキシトシンが多い男性は妻以外の女性と距離を置こうとする、という結果が出ています。
なぜかというと、子供を育てる為にパートナーとの絆を深めようとし、
逆に部外者を排除しようとする作用があるからです。
まさにいいことずくめですよね。
まとめ。
私が考える、夫を育児脳にする方法は
- 妊娠中から赤ちゃんに接する(話しかける)機会を増やしてあげる。
- 最初は育児のおいしいところだけを持っていかせる。
の2つです。
特に1つ目の、産まれる前が一番大事だと思います。
オキシトシンが分泌され育児脳になれば、自然と育児に協力的になります。
是非この方法でコツコツとオキシトシンを分泌させてみて下さい。