虹の子育てblog

2児の女の子のパパです。子育ての事、お出かけのことなど書いています。

おねしょ(夜尿)の原因と、家庭で出来る改善方法。

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おねしょ、大変ですよね。

夜中に着替えさせたり、朝パジャマとシーツを洗濯して干して…

これが連日だと参っちゃいます。

 

おねしょの原因とは何なのでしょうか。

そして改善する方法はあるのでしょうか。

この辺について書いていきたいと思います。

 

 

おねしょ(夜尿)の原因

まず最初に言っておきたいのは、おねしょに根性論も精神論も関係ありません。

本人が怠けてるわけでもなければ親の育て方が悪い訳でもありません。

「おねしょをしたら自分で処理させれば自覚して治る」等と迷信めいた事が言われたりしますが、これは全くのナンセンスです。

そんなことをさせてもなんの意味もありません。

 

では、おねしょの原因とは何なのでしょうか?

 

それは体の発達の早い遅いの問題です。

おねしょする子は他の子より少し排尿機能の発達がのんびりしてるだけです。

夜間尿が作られるのを抑える抗利尿ホルモンの分泌が未熟だったり、膀胱に貯められる尿の量がまだ少なかったり。

 

そしてそれは遺伝によるものが大きいです。

おねしょする子のパパママどちらかに、子供の頃おねしょの経歴がある事がほとんどです。

 

ですから、どんなに我慢強い子でも、どんなに完璧に育てても、おねしょする子はします。

 

おねしょは抗利尿ホルモンと膀胱の容量が大きく関わっている

おねしょの原因は抗利尿ホルモンと膀胱の容量が大きく関わってきます。

 

抗利尿ホルモン

抗利尿ホルモンとは、尿が作られるのを抑えるホルモンです。

大人は夜寝てる間この抗利尿ホルモンが昼間の約2倍分泌され、尿が作られるのが昼間の6割程に抑えられます。

その為、夜は何時間もトイレに行かず寝ていられるんですね。

しかし、子供は抗利尿ホルモンの分泌が未熟なため、夜間も昼間と同じ位の尿が作られてしまいます。

だからおねしょしてしまうんです。

 

膀胱の容量

膀胱に溜まる尿の量は、膀胱壁が緩むと多くなり、収縮すると少なくなります。

これは交感神経と副交感神経という自律神経が司っています。

 

大人は夜寝てる間は膀胱壁が緩み、昼間に比べて1.5倍程多く貯められます。

しかし、子供は交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れず膀胱壁が緩まない為、尿を多く貯められずおねしょしてしまいます。

 

おねしょはいつ治るの?

いつ治るのかも気になるところだと思います。

 

おねしょは3、4才で約7割、小学校に上がるまでに約9割が自然に治ります。

中学に上がるまでおねしょが残るのは約1%です。

そのまたごく一部が大人になっても残ります。

 

まれに一度治った(一年以上)のにまた再発する場合があります。

これは何かショックな出来事があったり、怖い体験をした時に起こります。

まだ排尿機構が完全に成熟していなかったため、何かのきっかけで再発してしまうパターンです。

この場合は、その心理的要因を取り除いてあげれば比較的早く治ります。

 

一般的に、小学校に上がってもおねしょが残っている場合に「夜尿症」と言われます。

しかし、一応「夜尿症」という一つの病気ではありますが、自然に治るのがほとんどなのでそれ程心配する必要はありません。

 

おねしょ3原則がなにより大事

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具体的なおねしょ改善方法を書く前に、

まずおねしょ3原則というのを話しておきます。

「焦らない」「怒らない」「起こさない」というものです。

おねしょを改善させる方法はいつくかありますが、何よりもこの3原則が一番大事になってきます。
しかし、実際には真逆のことをしてしまっているのが現状です。

それでは一つ一つ詳しく解説していきます。

 

①焦らない

おねしょは改善方法を行ったとしても数日で治る訳ではありません。

数ヶ月から数年掛かる場合もあります。

背が急に伸びたりしませんよね。それと一緒です。

ですから、「改善方法やってるのに全然治らない!」と焦らずに気長に構えて下さい。

 

焦ることでこの後の「怒らない」「起こさない」にもつながってきてしまいます。

おねしょはすぐに治るものではないんだと認識することが大切です。

 

②怒らない

おねしょは本人が怠けている訳ではありませんので、怒っても効果はありません。

むしろ怒ると「おねしょしたらどうしよう」という不安から眠りが浅くなってしまいます。

抗利尿ホルモンは眠りが浅いと分泌されません。

 

怒ることはおねしょを改善するどころか長引かせてしまいます。

 

パジャマやシーツの後始末が大変でどうしてもイライラしてしまう、というのならオムツ(パンツタイプ)やおねしょシーツを利用するのもいい方法です。

オムツをしたらおねしょが治るのが遅くなる、なんてことはありません。

積極的に活用して下さい。

 

③起こさない

先にも述べましたが、抗利尿ホルモンは眠りが深い時に分泌されます。

夜中に起こしていたら眠りが浅くなりせっかく分泌されるはずの抗利尿ホルモンが分泌されません。

ますますおねしょが治るのが遅くなってしまいます。

また、膀胱も眠りが深いほど緊張が取れ、貯められる量も増えます。

 

夢を見る時というのは眠りが浅い時ですが、夢を見たときにおねしょする、と言われるのはこのためです。

 

睡眠は成長ホルモンにも影響してきます。

子供はなによりもまずよく眠る事が最優先です。

熟睡してるのにわざわざ起こして、寝ぼけまなこでトイレに行かせるなんてことはしないで下さい。

 

「大人だと尿意を感じれば起きるのに、なぜ子供は起きないんだろう?やっぱり怠けてるんじゃないか」

と思うかもしれませんが、発達期の子供はそれだけ眠りが深いんです。

熟睡してる子供を起こすとき、たたいてもさけんでもなかなか起きない時ありますよね。

それが健康の証なんです。

 

家庭で出来る、おねしょ改善方法

おねしょ3原則とは別に、家庭で出来るおねしょ改善方法について書いていきます。

 

食事の中の塩分、タンパク質を控える

尿というのは食事から摂った塩分、タンパク質、水分のうち、余分な物をからだから排出するために作られます。

塩分は、実際に体に必要なのは摂取した量の10分の1程です。

タンパク質も、実際に摂取した量の15%程は老廃物として窒素となり尿から排出されます。

塩分やタンパク質を多く摂ると、尿の濃さを一定にしようと脳が刺激され喉が渇き水分を多く飲んでしまいます。

 

喉が渇いたのに水分を我慢するなんて子供にはできないし、飲まないと体に異常が出ます。

だから、尿を減らすには食事の中の塩分、タンパク質そのものを減らす必要があります。

 

ただし、成長期の子供なのでタンパク質を極端に減らすことはよくありません。

あくまで必要以上に摂らないようにしましょうということです。

 

よくあるのが牛乳の飲み過ぎです。牛乳は子供の成長にいいからと言って1日に1リットルも飲ませてる場合があります。

これではタンパク質の摂り過ぎです。

また、牛乳はカルシウムが多く含まれていて、カルシウムも摂り過ぎると尿に出てきます。

現在の子供の食生活では、牛乳は1日200ml(学校で飲む程度)くらいで十分です。

 

牛乳を飲む量を減らしただけでおねしょが治ったケースもあるそうです。

 

塩分は夕食だけでなく、1日を通して減らす必要があります。

摂った塩分は24時間かかって体から排出されます。

 

夜尿外来に行くと尿の中に塩分やタンパク質の老廃物が含まれているか検査するそうです。

それだけ塩分やタンパク質というのはダイレクトに影響してくるんですね。

 

夕方からの水分摂取を控える

飲んだ水分は約3時間かかって尿になります。

夜寝てる間の尿を減らすには寝る3時間前までに夕食を済ませるのがいいでしょう。

食事の中にも水分は結構含まれてますから。

 

昼間の水分摂取は普通で構いません。

 

排尿訓練

もし、夜のおねしょだけでなく昼間もお漏らしをしてしまう場合、膀胱の容量が少ない「膀胱型」のおねしょの可能性があります。

 

「膀胱型」の場合は、先に書いた食事制限で尿の量を減らす方法よりは、

おしっこを我慢したり、途中で止めたりしてコントロール出来るようにする「排尿訓練」の方が効果的です。

 

よくやってしまいがちなのが、お漏らしをする前に早め早めにトイレを行かせてしまうことです。

特に外出時はそうですよね。特に尿意がないのにトイレに行かせてしまう。

これではなかなかおしっこの貯めがよくなりません。

 

そこを少し我慢し、しっかりと尿意があってから行かせるようにしましょう。

 

昼間のおしっこを我慢することで、少しずつ膀胱に貯められる尿量が多くなってきます。

 

また、おしっこをしてる最中途中で止めるという訓練もあります。

これは膀胱の尿の出口である括約筋を鍛える練習です。

おもらしをしそうになった時にとっさに止めることが出来るようになります。

 

ただし、これは効果が出るまである程度時間がかかるので、気長に構えて下さい。

 

病院に行った方がいいの?

おねしょは自然に治るのがほとんどです。

では、どんな場合病院に行った方がいいんでしょうか。

それは、本人が気にしていたり、親が心配でストレスになってしまっている場合です。

 

そういった場合はやはり病院を受診し、早めに治すのも必要かと思います。

 

病院に行くタイミング

病院で行う治療というのは食事制限など生活指導が中心です。

薬はあくまで補助的に使用します。

 

しかし、小学校上がる前の幼児が医者の言った事を理解しを守ることはなかなか難しいです。

それに約9割の子は小学校上がるまでに自然とおねしょは治ります。

 

ですから、病院に行くのは小学校以降が適切と言えるでしょう。

 

まとめ

色々な書きましたが、一番大切なのはおねしょ3原則です。

「焦らない」「怒らない」「起こさない」

これさえ守っていれば、ほとんどの場合その子本来の発達スピードで自然とおねしょは治っていきます。

間違っても子供に怒るようなことはしないで下さい。

後始末が大変でイライラしてしまうのでしたら、オムツ(パンツタイプ)やおねしょシーツも積極的に活用して下さい。

 

我が家も使っている、おすすめおねしょシーツの記事はこちら↓

 

www.nijinokosodate.com