夏休みは終わりましたが、こんな記事を目にしました↓
「夏休み最終日に自由研究」「読書感想文は親が担当」夏休みの宿題あるある、48.5%の保護者が「疲れた」と回答 - Peachy - ライブドアニュース
ざっくり書くと↓
- 「夏休み終盤に宿題が終わってないことが発覚して、親も付きっきりで宿題をみて疲れた」
- 「夏休みの宿題を全然やらないので促すと怒りだす。放っておくと本当に夏休みの終わり頃までやらない」
- 「読書感想文は親の宿題のようなもの。自分(親)も熟読しないといけない。」
- 「平日は学童に行ってるので、自由研究、工作、絵等を土日で仕上げないといけない」
夏休みの宿題が親の大きな負担になっているようですね。
ようですね、というか、実際私もそう(^_^;)。
夏休みの宿題っていらないですよね。
子供はなかなかやらないし、親にとっても負担です。
それにやることがいっぱいありすぎて訳わからなくなります。
百歩譲ってドリルはあってもいいかもしれませんが、
自由研究や読書感想文、工作は完全にいらない。
あれは親の宿題のようなものです。
子供にとって何かプラスになってるかというと、ほとんどプラスになってない。意味がない。
あんなのなくったって子供は時間があれば興味あることは勝手に追求するし、作りたいものを作ります。
親だって自由研究とか関係なしに色々な所に連れて行ったり、体験させたり、色々教えてあげたいです。
でも自由研究の作成のことを考えると、やる気が削がれてしまいます。
逆に自由じゃない。
やれと言われると逆にやりたくなくなるのと一緒。
夏休みはもっと自由でいいと思うんですよね。
せっかく時間があるんだから。
極論勉強しなくたっていいと思います。
そこから自由な発想が生まれるんじゃないでしょうか。
あの脳科学の茂木先生もこういってます。
夏休みの本質は、ぼんやりすること、ほうけることだと思う。ふだんとは違うことをやって、ぼーっとする。そのことが夏休みの価値であって、学期と同じようなことをやるのは、夏休みの趣旨に反している。夏の間は、みーんみーん、ジリジリとぼんやりしていて、新学期とともに「はっ」とするのが良い。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2014年8月7日
2014年のツイートですが、脳科学的にも勉強を離れてボーッとする時間は必要なんでしょう。
そもそも夏休みって暑いからできたと思うんですよ。
昔はクーラーなんてないから暑すぎて授業にならない。
ただずっと勉強させないわけにもいかないから宿題ができた。
でも今の時代にはそぐわないと思います。
- 共働きが多くなって子供のことをみれない。
- 昔は怖い親が多くて、親が「宿題やりなさい!」と言ったら子供はやってた。今はそうじゃないから、やれと言ってもなかなかやらない。
- 塾や習い事、受験勉強をやってる子が多い。
これらの理由で宿題が親の負担になっています。
近年は夏休みの宿題を「原則なし」にしている学校もあるそうです。
子供の主体性を大事にしているようです。
今後、親から「負担だ」という声が上がっていき、夏休みの宿題を無しにする学校は増えていくでしょう。
どうせそうなるんだから、早くなってほしいものです。