葉酸、最近注目されてきてますよね。
お腹の中の赤ちゃんにいいとされ、妊娠する前から摂った方がいいと言われています。
葉酸とはなんなのでしょうか。
なぜ妊娠前から摂った方がいいのでしょうか。
今回はこのことについて書いていきたいと思います。
葉酸はなぜ妊婦にいいのか
葉酸とはビタミンB群の一種で、
ほうれん草、グリーンアスパラ、アボカド、ブロッコリー、鶏レバーなどに多く含まれています。
ではこの葉酸、なぜ妊婦さんにいいのでしょう?
それは、赤ちゃんの二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という病気を予防できるからです。
※分かりやすいようにあえて「病気」と書きます。
二分脊椎症(にぶんせきついしょう)とは
二分脊椎症とは、ママのお腹の中で、脳や脊髄(背骨の中を通ってる神経)の原型となる「神経管」が作られる過程で、うまく管状にならず神経が一部露出してしまっている状態のことです。
神経管は最初、神経板という一枚の板状のものです。
それが真ん中から徐々に曲がっていき、上下にジッパーが閉じていくように最後頭側とお尻側が閉じて管状になります。
これがうまく閉じられず一部が開いてしまっている状態です。
これにより、脳からの情報を伝える神経(脊髄)がうまく発達しなかったりダメージを受けたりしてしまいます。
二分脊椎症は母体の栄養不足、特に葉酸不足が大きく関わっていることがわかっています。
ある研究では葉酸には、神経管を形成する上で細胞間の接着を強くするという結果が出ています。
また、海外の調査では、葉酸を多く摂った場合、二分脊椎症などの「神経管閉鎖障害」を持つ子供が生まれるのを七割も減らすことができたという結果も出ています。
このようなことから、葉酸は妊婦にとって良いと言われています。
葉酸はなぜ妊娠前から摂った方がいいのか
ではなぜ妊娠前から摂るといいのでしょうか。
先程も書いた通り、神経管は真ん中から上下に閉じていきます。
頭側が閉じるのが妊娠24日目、お尻側が閉じるのが妊娠26日目です。
妊娠第4週目にあたります。
月経が遅れて妊娠が分かるのは第5~6週。
そう、妊娠がわかる頃にはもう神経管は出来上がってしまっているんです。
だから妊娠前に葉酸を摂っとくのが大切なんです。
日本は二分脊椎症が増えている
日本はこれだけ食べ物にあふれているのに二分脊椎症の赤ちゃんの数が増えているのだそうです。
過度なダイエットや偏った食事の為、若い女性でも貧血や栄養不足の方が増えているからです。
先進国の中で二分脊椎症が増えているのは日本だけです。
母体の栄養はお腹の赤ちゃんにダイレクトに影響します。
母体が栄養不足だと赤ちゃんが2500g以下で生まれ、成人病要因を持って生まれてくることでも知られています。
若い女性、特に妊娠を考えている女性はしっかりと栄養バランスのよい食事を摂ることが大切です。
メタボでない限り、少しふくよかな方がいいんですね。
葉酸サプリが効果的
普段の栄養バランスのよい食事に加え、葉酸サプリを摂るとより効果的です。
葉酸は、水に溶けやすく熱にも弱いという特徴があります。
調理段階で結構失われてしまったりします。
普段の食事から必要量摂るというのはなかなか難しいんですね。
そこを、葉酸サプリで補います。
もちろん葉酸サプリを飲まないとお腹の赤ちゃんが元気に育たないという訳ではありませんが、飲んでおいた方が安心ですよね。
最後に、おすすめの葉酸サプリをご紹介させていただきます。
それは和漢素材配合【mitas-ミタス-】 です。
なぜこれがおすすめかと言うと、葉酸の他に妊活・妊娠中に必要な鉄分、ミネラル、ビタミンが入っているのと、
体を温める効果のある高麗人参、生姜、なつめ、さんざし等の和漢素材が入っているからです。
血の巡りを良くし体を温めることは、不妊対策としても有効ですし、妊娠中にも非常に大切なことです。
葉酸サプリが気になった方は是非お試し下さい。
▼葉酸サプリ【mitas-ミタス-】はこちら▼