先日こんな事がありました。
年長の上の娘が「○○ちゃんと遊ぼうって言ったのに遊んでくれなかった。他の子と遊んでた。」と言ったのです。
それを聞いてとても心配になりました。
かわいい我が子がお友達から仲間外れにされてるんじゃないか、周りと馴染めていないんじゃないか、と。
するとママが「じゃあ○○ちゃん(他の子)は?他の子と遊べばいいんだよ。」と言いました。
それを聞いてとても心強く思いました。
やっぱり女の子の人間関係のことはママの方がよくわかる。
結局その件は大したことなく、翌日には仲良く遊んでたみたいです。
さて、今回はこんな感じでしたが、
もし我が子が保育園や幼稚園でお友達から浮いていたり仲間外れにされているかもしれないとなった時、
親としてどうアドバイスするのが正解なのでしょうか。
調べてみました。
まず、なぜ幼児の仲間外れが起こるのか、その仕組みと特徴
4~5歳になると、同じ遊びが好きな者どうしが集まってグループを作るようになります。
そして、秘密を共有したりして仲間意識が芽生えます。
特に女の子は、グループが固定されやすいのです。
すると仲間外れが起きやすくなります。
さらにそのグループの中でも、友達を独り占めしようとしたり、他の子と遊ぶと嫉妬したりなどのトラブルも起こります。
ただし、幼児の仲間外れなどの特徴として、"根に持たない"ということがあります。
大人だといつまでも根に持ったりしますよね。
でも幼児の場合は翌日にはケロっとして仲良く遊んだりします。
興味の対象がコロコロと変わりやすい年頃。
仲間外れも一過性の事が多いようです。
子供が仲間外れにされてるかもしれないと思った時、やってはいけない事
①「あなたの○○な所がダメだからでしょ。」と逆に責める事。
唯一の心のよりどころのである親に責められたら、味方が誰もいなくなってしまいます。心を閉ざして余計事態が悪化してしまいます。
②放置する
子供はまだこのようなトラブルの乗り越え方を知りません。ですから、親が乗り越えられるようにアドバイスしてあげる必要があります。
放置すると事態が悪化する可能性があります。
③怒鳴り込む
先にも話した通り、幼児は興味の先がコロコロ変わりやすく、幼児の仲間外れは一過性の事が多い様です。
親が先走り、相手の所に怒鳴り込んだりしたら余計事態が悪化してしまいます。
子供が仲間外れにあってるかもしれない時の親の対応
①「何があっても私はあなたの味方だから」という事を伝える。
子供に安心感を与え、家を居心地の良い場所にすることで、複雑な人間関係に立ち向かっていく勇気を与える事ができます。
②「仲間外れはいけないこと」を伝える。
"仲間外れはいけないこと"と認識することで、自分は悪くないんだという事がわかるし、我が子が仲間外れをするのを防げます。
②アドバイスをして様子を見る
「他の子と遊んだら」などアドバイスし、そのあとは子供自身で解決できるか様子をみます。
興味の先がコロコロ変わる幼児が、他の子と遊ぶのが楽しくなるのは当たり前の事です。その子が戻ってくるのを待つよりかは、別の子と仲良くなるように「次に進む」事が大事です。
③保育園の先生に相談する
心配なら保育園の先生にも相談しましょう。保育園の先生から、他の子と遊べる機会を作ってもらえます。
まとめ
幼児期の仲間外れは、根に持たないという特徴と、興味がコロコロ変わり一過性の場合が多く、次の日には仲良く遊んでたりします。
親としてやるべき一番の事は、「何があっても味方だよ」というのを伝える事をです。
子供は安心感を持つ事で、複雑な人間関係に立ち向かっていく勇気を持てます。
そして、親が先走って行動するのではなく「他の子と遊んだら」などとアドバイスをすることです。
幼児期は複雑な人間関係を学んでる最中です。
心配しすぎず子供が自ら乗り越えられるようにアドバイスしてあげましょう。